医院名 |
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医療法人至誠会 たにがわ医院 |
院長 |
谷川 浩一 |
住所 |
〒747-0033 山口県防府市上天神町3-11 |
診療科目 |
内科、胃腸科 |
電話番号 |
0835-22-6210 |
熱中症とは、高温多湿の環境下で、発汗による体温調節が出来なくなり、身体内部に熱がこもった状態です。様々な症状が現れます。熱射病、熱疲労、熱けいれん、熱失神、熱テタニー等の症状や病気の総称です。
(症状)Ⅰ度:めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の発汗、筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り)
Ⅱ度:頭痛、嘔吐、倦怠感、虚脱感、集中力や判断力の低下
Ⅲ度:意識障害(呼びかけても反応しない)、全身のけいれん、活動力の低下、高体温
(周囲の人が気づいたら)①まず涼しい場所に移動させる(エアコンの効いている場所、風通しの良い日陰)
②からだ全体を冷やす(首回り、わきの下、足の付け根)
③水分補給(経口補水液、アクエリアスやポカリスエット等)
④自力で水が飲めない、意識が無い場合は、救急車を呼んでください。
(予防方法)①エアコン等で温度をこまめに調節する。
②遮光カーテンやすだれの利用や打ち水等のおこなう。
③外出時には日傘の使用や帽子を着用する。
④天気の良い日は、日陰を利用する。こまめな休憩をとる。
⑤吸湿性や速乾性があり、通気性の良い衣服を着用する。
⑥保冷剤や氷、冷たいタオル等でからだを冷やす。
⑦個人用の小型扇風機、身体を冷やす事ができる作業着(ジャンパー等)を上手に利用する。
熱中症は、気付かないうちになっている場合があります。上記の症状を少しでも認めたら、涼しい場所で、
水分を補給しながら、身体を休めてください。
また普段より、喉の渇きを感じなくても、こまめに水分を補給されてください。
大雨による被害は大きかったと思います。お身体は大丈夫でしたか?
前線の動きにもよりますが、天気予報では、今週末の暑さを伝えていました。
暑さの再来は、体調に大きく影響すると思われます。
猛暑に対しては、睡眠と栄養、水分補給を行ってください。
①エアコンの除湿モードを上手に利用する。
②扇風機や空気拡散機(サーキュレーター等)を併用する。
(以下は継続項目です。)
以下の点は、一日必ず一回以上耳にするアドバイスです。
①喉が渇かなくても、定期的に水分を補給する。
②身体の周りを、出来るだけ涼しくする。
③エアコンを上手に利用される事はお勧めしていますが、エアコンの温度設定にはご注意ください。特に冷やしすぎると、屋外との気温差でしんどく感じる事もあるようです。除湿機能が付いている場合、除湿モードを上手に利用されてください。
以上の事と、上記の熱中症についてを参考にされ、今後2~3か月続く暑さと戦いましょう。
1)感染性胃腸炎(ノロウイルス感染症を含む)
山口県内では4.83↑、防府保健所管内では3.33↑(7/28~8/3)
※特に食品の管理には、十分お気を付けください。(下記をご参照ください)
①調理の際には、手を念入りに洗う。
②食品の保存には常温を避けて、冷蔵や冷凍を利用する。
③保存後の食品には、召し上がる直前に十分に加熱を行う。
2)インフルエンザの感染状況です。
山口県の平均は、0.21↓、防府保健所管内は、0.00→(7/28~8/3)
3)新型コロナウイルス感染状況です
山口県の平均は、4.13↑、防府保健所管内は5.60↑(7/28~8/3)
※(2025.8.5追加部分です)当院に相談される発熱患者様の中で、検査の結果、新型コロナウイルス感染の陽性者が増えています。(山口県内、防府保健所管内でも増加傾向です。)
今後行われる予定の花火大会や、お盆の帰省では、感染のリスクが高まると思われます。
新型コロナウイルス感染症は、過去の感染症ではなく、現在進行形の感染症です。
ご自身の身体は、ご自身で守るしかありません。どうか、マスク、うがい、手洗いで、感染予防を行ってください。(以上が追加部分でした)
上記の期間には、他の感染症【RSウイルス感染症、手足口病、伝染性紅斑(りんご病)、流行性耳下腺炎、マイコプラズマ肺炎】も増加傾向にあります。
百日咳の全国の感染者数は3,399人でした。