医院名 |
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医療法人至誠会 たにがわ医院 |
院長 |
谷川 浩一 |
住所 |
〒747-0033 山口県防府市上天神町3-11 |
診療科目 |
内科、胃腸科 |
電話番号 |
0835-22-6210 |
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、主にSFTSウイルスを保有しているマダニに刺されることによって感染するダニ媒介(ばいかい)感染症です。
(病原体)フェヌイウイルス科バンダウイルス属の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルス
(感染経路)主にSFTSウイルスを保有しているマダニに刺される事で感染します。
SFTSを発症している動物との接触により感染する事もあります。
(潜伏期間)6日~2週間程度
(症状)発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)が主な症状です。
時に筋肉痛、神経症状、リンパ節が腫れる、出血症状(出血しやすい、出血したら止まらない)
(診断)血液、血清、咽頭ぬぐい液、尿からの病原体や病原体遺伝子の検出、血清からの抗体の検出
(治療)対症療法(症状に対しての治療、例えば発熱に対しては解熱剤、腹痛や下痢には整腸剤等)
(予防法)草むらなど、マダニが多く生息する場所には、長袖、長ズボン着用し、肌の露出を避ける。
(マダニに刺されないような服装で、草むらに入る。)
9月24日の更新です。朝晩の気温は少しずつ低くなり、夜には虫の鳴き声が聞こえるようになりました。
昼間は30℃超えの暑さが続いていますが、確実に季節は、秋に変わろうとしています。
普通の風邪をひきやすくなっています。気温の変化には、ご注意ください。
もちろん新型コロナウイルス感染症、インフルエンザの予防も必要です。
現時点での予防法は、マスク着用、うがい、手洗いです。感染しないようにお気を付けください。
本当の秋はまだしばらく先で、その秋は短いかもしれません。
急に寒くなる可能性もあります。天気予報をこまめにチェックされる事をお勧めいたします。
1)感染性胃腸炎(ノロウイルス感染症を含む)
山口県内の平均は、3.83↓、防府保健所管内では、2.67↑(9/15~9/21)
※特に食品の管理には、十分お気を付けください。(下記をご参照ください)
①調理の際には、手を念入りに洗う。
②食品の保存には常温を避けて、冷蔵や冷凍を利用する。
③保存後の食品には、召し上がる直前に十分に加熱を行う。
2)インフルエンザの感染状況です。
山口県の平均は、0.22→、防府保健所管内は、0.26↓(9/15~9/21)
3)新型コロナウイルスの感染状況です
山口県の平均は、9.54↓、防府保健所管内は、10.60↓(9/8~9/14)
※(2025.9.25の追加部分です)新型コロナウイルス感染症もインフルエンザも、防府保健所管内では減少傾向です。季節の変わり目には、体調が変化する事があります。お気を付けください。
百日咳の全国の感染者数は、1,552人でした。